反対咬合
通常は上の歯が下の歯を破っています。
この状態が逆になり、上下の前歯が反対になっている噛み合わせを言います。
咬み合わせが逆だと顎が出てしまいます。
反対咬合について、症例を3つ紹介します。
どれも実際にあった症例です。歯を抜かずに完治しました。
【症例1】
上下の前歯の噛み合わせが反対になっている例
歯が反対になっています。奥歯はしっかりと咬んでいます。
このまま様子を見ていても悪くなるだけです。
装置で前歯を押します。
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- 前歯が反対になっているので、奥歯ですりつぶすことができません。
咬む機能が低下します。その結果、上顎が未発達になります。
横顔が凹状になり、上唇が薄く、下唇が厚くなります。 - 前歯2本が後ろに生えているので次の歯が生えるスペースがありません。
叢生になります。 - 上顎の前歯が減ってしまい、形も変わります。
- 前歯が反対になっているので、奥歯ですりつぶすことができません。